キッチンが臭う場合は？

こんにちは、老人ホーム専用の修理窓口『住い構築社』です。

今回は、キッチンから排水臭がするとご相談を受け、調査・修理を行いました。

依頼内容と調査結果

ご利用者様から「キッチンのシンク下から嫌な臭いがする」とのご相談がありました。特に換気扇を回しても改善されず、シンク下の収納を開けると強い排水臭がするとのことでした。

調査を進めると、排水ホースと排水管の接続部分にある防臭キャップが緩んでいることが判明しました。通常、防臭キャップは排水の臭いが逆流しないように設置されているのですが、経年劣化や何かの衝撃でズレたり、緩んでしまうことがあります。

修理内容

1. 防臭キャップの取り外しと清掃
   • 取り外して確認したところ、キャップ周辺に汚れやカビが付着しており、密着性が低下していました。
   • キャップと排水管の接続部分をしっかり清掃し、ゴミや汚れを取り除きました。
2. 新しい防臭キャップへの交換
   • 劣化が進んでいたため、新しい防臭キャップに交換し、しっかりと密着させました。
   • 取り付け後に排水テストを実施し、臭いの逆流がなくなったことを確認しました。

作業後の確認

修理後、ご利用者様にシンク下の臭いを確認していただいたところ、「全く臭いがしなくなった！」と大変喜ばれました。

キッチンの排水臭を防ぐためのポイント

1. シンク下の定期的な点検
   • 防臭キャップや排水ホースの状態を定期的にチェックし、劣化が見られる場合は早めに交換しましょう。
2. 排水口の清掃
   • 排水口に汚れが溜まると、臭いの原因になります。定期的に重曹やクエン酸を使ったクリーニングを行うと効果的です。
3. シンク下の換気
   • シンク下の湿気を逃がすために、定期的に扉を開けて換気を行うことも大切です。